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「慢性腎臓病(CKD)とは」

「City Mate」
親と子のふれあい情報誌「City Mate」193号(H23.10.14発行)に掲載した記事をご紹介します。

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 最近、慢性腎臓病(CKD)という言葉がよく使われます。腎臓の機能低下が徐々に進む病気です。
 今、日本では8人に1人がCKDと言われており増加傾向にあります。進行すればむくみや倦怠感などが出ますが、初期には症状はありません。
 原因としては、肥満・喫煙・高血圧症・高脂血症・高尿酸血症などが挙げられます。特に高尿酸血症は痛風にならなくても、CKDを悪化させることが注目されています。治療は、早期発見+予防治療です。検診で血清クレアチニン値や糸球体濾過値・尿検査などでひっかかった方はぜひ相談して下さいね。