作成者別アーカイブ: imadanaika

いまだ先生の往診鞄 №58

「TOWN LIFE」
くらしのネットワーク情報誌「Town LiFE」280号
(H31.1.1発行)に掲載した記事をご紹介します。

もうすぐ花粉症の季節。今年はスギとヒノキの雄花が育ちやすい環境が整った為、普段の3倍程度の花粉が飛ぶと予想されます。当院では発売当初より舌下免疫療法を開始していますが、予想より副作用は少なく効果はかなり期待できる様です。ただし、この治療穂は特異的免疫療法であり、スギ花粉症にしか効果がなく、治療期間が3年以上にわたる事、全員に効果が期待できるわけではない事も知っておく必要があります。また、この治療はシーズンが始まってしまえば開始できません。長い治療のあとにはスギ花粉症が完治してしまう可能性もあり、これが他の治療法と比較して大きく異なる点です。「スギ以外にヒノキやイネ科もあるよ」という方には抗ヒスタミン薬による治療が基本です。非常に効果がありますが、眠たくなったり作業効率が落ちることが欠点。抗ヒスタミン薬を使わずに、漢方、抗LT薬、点鼻薬などを組み合わせることもできます。注射による人食い的免疫亮穂(週1回の皮下注射を計6回)という方法もあります。また、当院では新しく発売となったダニアレルギーに対する舌下両方も開始しています。是非一度ご相談ください。

Wi-Fiスポット設置のお知らせ

当院ではWi-Fiスポット【DosPoT】を設置しております。

「DoSPOT」提供エリア内では、Wi-Fi対応端末をお持ちの方ならだれでもWi-Fi利用可能(最大15分間×4回=最大60分/日)です。
※機種によりご利用できない場合があります。

ぜひご利用ください。

いまだ先生の往診鞄 №57

「TOWN LIFE」
くらしのネットワーク情報誌「Town LiFE」330号
(H30.11.1発行)に掲載した記事をご紹介します。

※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。

 慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)という言葉をご存知ですか?これは、腎臓の障害が慢性的に継続している状態の事です。成人の8人に1人がCKDと言われ、一旦悪化すると二度と改善が望めない事から影の寿命の決定因子とも言われています。
 蛋白尿や血尿、画像での腎障害、血液検査での腎機能低下などが3ヶ月以上続いた時に診断され、特に腎機能の血液検査の指標であるeGFRが60を切ると要注意です。生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症等)が原因となる事が多く、そこに肥満、運動不足、飲酒、喫煙、ストレス等が加わると進行します。また、源疾患が隠れている場合もあるので、一度専門医を受診することも大切です。原因となる生活習慣病をきっちりと治療する事。特に血圧は一般的なコントロール基準よりも厳しくなります。
 食事療法としてはまず減塩食、ステージが進行すればタンパクやカリウム制限。また、腎機能の低下を遅らせる薬もあります。但し、初期のCKDに症状はなく、一旦進行したら回復しません。言うまでもなく、早期発見・早期治療が原則です。皆様は大丈夫ですか?