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「高尿酸血症とは・・・」

親と子のふれあい情報誌「City Mate」189号(2011.6.17発行)に掲載した記事をご紹介します。

※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。

 尿酸とは遺伝子を構成する核酸が分解してできるもので、毎日作られては腎臓から排泄されます。
 なんらかの原因で沢山作られたり、排泄が滞ると「高尿酸血症」になります。
その後、尿酸の結晶が骨関節に沈着すると痛風発作が起こり、腎臓に沈着すると腎障害や結石の原因になります。
 高尿酸血症の原因としては動物性食品(高プリン体食品)やアルコールのとりすぎ、肥満やメタボからの影響が挙げられます。血液検査の尿酸の値が正常値(7.0)を超えたら、症状が出る前に生活習慣の改善を行い、値の変化が無ければ投薬加療が必要です。
 気になる方は一度相談して下さいね。